普通車から軽やハイブリッドに乗り換えるのはトクか

不況を機会に、軽やハイブリッドに乗り換える人が増えているという。維持費は確かに安くなるが、イニシャルコストが必要なため最初は損になる。問題は、その償却年数だ。つまり、何年で乗換えのメリットが出てくるか、という点だ。
条件を適当に想定して、計算した例を示そう。下は、普通車(1.5L、2.5L)から軽に乗り換えた場合の、諸経費の差額とイニシャルコストの償却年数を計算したものだ。

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この計算には「任意保険(車両保険)」が入っていない。保険料は一定でないため見積もりが難しい。普通車に5年も乗っていれば、軽と大きな開きはなく、計算結果も大差ないとみている。

1.5Lクラスの結果を見ると、軽との諸経費差額は年間5万程度しかなく、償却に20年もかかってしまう。このクラスに乗っている人は、そのまま壊れるまで乗り続けるべきなことがわかる。
2.5Lクラスから乗換えると維持費が半分以下になるが、それでも償却に5年かかる。5年も今の不況が続くかわからないし、高いお金を出してせっかく買ったクルマを、わざわざ軽にすることはない。この場合も、そのまま壊れるまで乗り続けるのが良いだろう。このクラスで年間6千キロ以下しか走らなければ償却が10年以上になるため、乗り換えのメリットは無い。

ハイブリッドはどうか。価格が軽の約2倍からして、償却年数が単純に2倍になると考えてもらえばよい。少々燃費が良かろうが、自動車税や車検の上昇分もペイできない。つまり、計算するまでもなく論外となる。

年間諸経費をみると、クルマがいかに金食い虫で、贅沢モノであるかがわかる(実際はこの数字+任意保険料となる)。本当に出費を軽くしたいのなら、第一にクルマに乗らないこと(ガソリン代が経費の大半を占める為)、第二にクルマを手放すことを考えるべきだ。
また、これからクルマを買う人には、第一に軽、第二に1.5Lクラスのコンパクトをお勧めする。チープなクルマがイヤな人には、IQが選択肢となろう。経済性でハイブリッドを選ぶのは、今も今後も間違いである。

 

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