ミジンコの培養1~検討を開始

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ミジンコは魚を飼育するための最高の生餌の一つに違いない。40年前、近所に金魚の養殖場がありそこにはミジンコもあった。金魚を買うと一緒にミジンコを入れてくれたし、ミジンコだけを買う事も出来た。30年前はミジンコを自分で増やそうと取組んだことが何回かあったが成功しなかった。今回はそのリベンジである。

 写真は1970年代に私が飼育の参考にしていた本。対象は金魚。「青水」を良しとし、消化バクテリアに関する記載は無く「定期的な水替え」を維持の基本としている。屋外飼育における冬場の管理方法などは国内淡水魚を飼育する上で今でも参考になる。
 ミジンコの培養に関する記述があり要約すると次の通り。

 

”容器は深さ60cm以上のもの。水深に対し20%程度の腐葉土を入れ、これに対し10%の肥料(家畜の配合飼料、油粕、魚粉、鶏糞、米ぬかなど)を入れて、水を加え泥状に練る。
水を入れて水深30~50cmとする。そのまま数日おいて水が青みを帯びてきた時点で種ミジンコを投入。PH調整に消石灰を10~20%混ぜるとよい。
最適培養条件は 18~23℃、PH6~8。大食漢なので増殖のためにはエサの量が重要、不足するエサを補う飼料としてクロレラが有効。
突然死は酸素欠乏、栄養分の不足、糞や脱皮殻の堆積などが原因。定期的な沈殿物の除去が必要”

 

これが最適とは限らないがエサにクロレラを使うことや突然死の原因などは参考になりそうである。ノウハウは誰でも簡単にできて同じ結果が得られるものでなければ意味が無い。今回はこれらの情報をベースにして誰でも確実に増やせる培養方法を確立しようと思う。

 

【ミジンコの入手方法】

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 近所に田んぼや池があるのなら懐中電灯を使う方法が簡単だ。夜、水面に光を当てると5分くらいでミジンコが集まってくるので、それをすくう。田植えが終わった頃(5月)はミジンコをスタートさせるのに最適な時期である。
 乾燥飼料※や土壌からも発生するといわれているが、生きているものを直接採集するのが簡単で確実だ。

※キョーリンのフリーズドライで実験したが発生しななかった。30年くらい前まではミジンコをそのまま乾燥させてガラスガラスビンに詰めた「乾燥ミジンコ」が市販されていたが今は絶版となっている。

 今時はどこでもミジンコを採取できる。写真はあと数日で干上がりそうな休耕田の水溜り。覗き込むとミジンコがウジャウジャ・・。採集してきた個体をよく見ると子持ちは少なくほとんどが耐久卵。ミジンコたちは自分たちの住処が干上がるのを察知しているようだ。

 

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