アイカツとはアイドル活動をする女の子を描いたバンダイのアニメ作品。デパートにカードゲーム機が設置され、妖怪ウオッチが登場する前は8台体制でも行列をつくる人気ぶりだった。一時妖怪ウオッチに押されたが、映画の公開でアイカツの人気は再び盛り返している。アイカツは小さな女の子のハートをガッチリ掴んで離さない。
昨日は劇場版の公開日で、娘にせがまれて一緒に見に行ってきた。冒頭、アイドルたちが歌って踊るシーンがあり、その華やかさ観客は目を奪われる。これと同じものがもしリアルで実現できたら・・このとき私の目には、立体ホログラムアイドルによるリアルライブが頭に思い浮かんだ。
ホロアバター・アイドルの可能性
踊りの動きは実際の人の動きをモーションキャプチャーしたもの。ということは、ホログラム映像のアイドルをステージに投射して、その動きをリアルタイム・モーションキャプチャーで演じるといったサービスも実現可能に違いない。
ステージのホログラムは、裏で操作する人のアバターという形だ。可能であればリアルタイム・プロジェクション・マッピングでも良い。
こうすればアニメのアイドルがリアルで観客にライブサービスを提供できる。コミュニケーションも可能。踊りがシンクロしすぎて不自然に見える問題は「1/ fゆらぎ」制御を設けることで改善できる。
声は音声合成によって声優さんそっくりの声を作り出すことも可能になるだろう。ホログラムのアバターアイドルは、リアルアイドルとは異なり賞味期限が無いのもメリットだ。
ホロアバター・ライブはいずれ実現する
ここに書いたようなホログラムアバターを使ったホロアバター・ライブはいずれ実現されるだろう。そして将来はリアルアイドルより増えるかもしれない。
リアルアイドルの将来
アイカツ人気に伴い心配事もある。単にカードをコレクションして遊ぶだけならいいが、主人公たちがトップアイドルを目指す姿をみて「自分もアイドルになりたい」などと思ったりしないか、という点だ。
アイカツの主人公たちは自分でコンサートを企画するが、現実のアイドルは違う。与えられた衣装を着て、指示された通りに歌って踊るだけのアイドルは人形に過ぎない。夢を与える、というよりは、お金を稼ぐための道具である。
将来、ホロアバター・アイドルが、リアルアイドルの人気を超えるかもしれない。
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この記事は2014年に書かれたもので、ホロアバター・アイドルのアイデアは当館のオリジナルです。無断商用利用(パクリ)は固くお断ります。
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