カーオーディオにマッキントッシュ、ボーズ、JBL、マークレビンソンといった、海外の有名オーディオを純正で付けられるクルマが増えてきた。これのセットから出る音は果たして本物だろうか。
高級ブランドの音の実態
マークレビンソンは元々小さな会社だったが、JBL共々ハーマン・インターナショナルに買収されJBLがマークレビンソンのブランドでカーオーディオを作っているという[Wiki]。
レガシィランカスターに乗るマッキントッシュの音を聞いたことがある[1]。出てくる音は疑問。良くできた純正オーディオのほうがマシ。そんな印象だった。
唯一例外だったのがロードスターに乗るボーズ[2]。低音を効かせたガサツな音色は、まさに101シリーズに通じるボーズの正統サウンドだった。
マークレビンソンとマッキントッシュは、オーディオマニアしか知らない高級ブランド。ボーズは有名だが高級ブランドではない。
必然性のないブランドの採用
トヨタの場合、マークレビンソンやレガシィのマッキントッシュを選べる。
「このクルマはこういうキャラクターだから、室内の音響はこのようにデザインしたい、そのためには、海外のあのブランドの音色が最適でした」
というわけではなく、オーデオのブランドイメージが、車のスタイル、インテリア、商品イメージのどれともマッチしない。「これを付ければ、ちょっと高級な音が出そう」としか思わせない非常に安直に考えられたオプションに見える。
ロードスターとボーズの組み合わせはどうだろう。ロードスターは排気音を聞かせる作りになっていて、カーオーディオの低音がマスキングされやすい。そこへ低音を利かせたボーズを乗せたのは、必然性があったと言えなくもない。
結論
ブランドの高級カーオーディオは、見てくれだけ。音の方は大したことない、というのが実態のようだ。
これらのオーディオセットにブランドの音を期待すると失望するだろう。見た目の雰囲気を楽しむインテリアにすぎないが、せめて車のインテリアとマッチする形にしてほしいものだ。
<参考購入先>
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<参考文献>
ハーマン・インターナショナル ここも2016年にサムスンに買収されたようです