葉付きダイコンの浅漬けを作る

浅漬けは一見簡単だがネットの記事を参考に作ると味気ない結果になりがち。何度も作って導き出したレシピをご紹介したい。今回は葉付大根が入手できたのでこれで浅漬けを作ってみた。

完成した大根の浅漬け

 

調味料の混合比

ネットにいろんなレシピがあるが、次を基本としたい。数字は、野菜の重さに対する重量比(%)。

 

塩2%、砂糖2%、昆布茶もしくは梅昆布茶1%、酢1%、みりん1%、あじものと0.2%、輪切唐辛子(少々)

 

これで作ると薄味に仕上がる。もう少し濃くしたい場合は、同じ比率で増やしていくとよい。

浅漬けの調味料を計量している様子

調味料の量は適当ではダメ。最初に野菜の重さを計り、分量を割り出してきっちり計量する。

 

作り方

1.事前に手を石鹸で良く洗って野菜を切る。大根は2~3ミリ程度の薄切りとし、葉は数センチに刻んで短時間茹でる。

大根の葉を煮ている様子

2.あらかじめ調味料(上記)を混ぜたものを用意する。砂糖や塩は完全に溶けていなくてもよい。

3.調味料を切った野菜の上から振りかけ、おおざっぱに混ぜる。大きなボウルを使うとやりやすい。

4.漬物器に入れて圧縮をかけ、冷蔵庫に入れる。野菜から出た汁に全体が浸かったら完成。

浅漬け容器の様子

大体できた大根の浅漬け。白菜などと違って少し時間がかかる。出汁が十分出て野菜全体が浸るようになったら、圧縮は必要はないので別の容器に移し替えてもよい。

 

味の変化と消費期限

調味料にアルコールや酢が入っているため、かなり長期間保存が効く。3~4日目から食べ始めて10日くらいで食べきる。基本冷蔵庫に入れて、小出しに食べていく。

これをすぎると発酵が始まり、味が少しずつまろやかになる。どこまで食いつなげるか、わからないが、味と匂いで判断してもらいたい。

 

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輪切唐辛子
梅昆布茶 浅漬けにおすすめ