ハーブティーというと、香りはいいけど味が薄かったり、味はいいけどコクがなかったりします。このような問題を改善するためブレンドを研究しました。その成果をご紹介します。
ブレンドディー
No.001
すっきりした甘酸っぱい味と香り、酸味とコク、優しい香りが絶妙のハーモニーを奏でます。
作り方
ローズヒップ、ジャスミン、レモングラスグラスを、それぞれ重量比 20:8:1 の割合で混合します。
注意
少量作ると精密な秤が必要になるので、一度にたくさん作ってよく混合して使うようにするといいでしょう。
1~2杯入れる場合はレモングラスの量にばらつきを生じやすいので、はさみで細かく刻んでから混合するか、別途入れる(本数で管理する)ようにするといいでしょう。
No.001C
No.001にマローブルーを追加したものです。お湯を注ぐと濃いプルーから緑、ワインレッドというふうに刻々と色が変わり、演出に最高です。
作り方
マロウを最初から混合するとマロウの量が増え、苦みが増します。マロウだけの抽出湯を最初に用意しておいて、そこにNo.001を投入するのがいいでしょう。
注意
マロウは着色だけが目的す。No.001に対しては雑味成分になりますので、出来るだけ少量にとどめることが重要です。少々高価ですが、濃いブルーの花びらが多く付いた、品質の良いマロウを入手してください。
No.002
美容にとくに良いといわれるローズを使った特別のブレンドです。
作り方
シナモンスティック、ローズヒップ、マリーゴールドを、それぞれ重量比 1:6:10 の割合で混合します。
注意
このブレンドはシナモンが支配的になりやすいのでシナモンの量には特に注意してください。
単体(非ブレンドティー)
カモミール(カモマイル)
カモマイルはコクと甘みがありブレンドする必要がありません。単独で成立する数少ない品種です。広くお勧めできます。
<参考購入先>
pukkaセレクションボックス 2019年現在はこれで楽しんでます。非常に完成度の高いブレンド
ローズヒップ
ジャスミン
レモングラス
マローブルー
シナモンスティック
マリーゴールド
カモマイル
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