4月の早朝、鳩の鳴き声がするので庭に出ていると、木に巣がある。幸いなことに、卵がない。こんなところで子育てされては困るので、取り除いた。ところが、これで終わらなかった。
時々鳴き声が聞こえる。みると巣がある。以後、毎日のように巣をつくられては、撤去の繰り返しが始まった。
鳩の執着心が勝つか、人間の根気が勝つか。
ある日、とうとう卵を産まれてしまった。朝撤去してから勤めに出かけたが、居ない空きに速攻で巣をつくられて産まれてしまったのだ。こうなると、許可なく撤去できない。諦めて見守ることにした。
数日たって、卵が2個に増えていた。
5月のGW、例年通り、木の剪定をした。巣の周りはいじらず、周りの枝を空かしたのだ。写真は毎年出る膨大な剪定ゴミ。今年も、ガーデンシュレッダー[1]が活躍した。
剪定の翌日、見ると、鳩も卵もない。地面を見ると、卵が1個、捨ててある。1個持ち去り、1個捨てたようだ。
どうやら、ここはムリ、と判断されたようだ。鳩が巣を放棄した理由は、おそらく、まわりの枝を透かして巣の見通しを良くしたため。
私はもう諦めて、鳩が子育てをする様子でも見るか、と思っていたから、いなくなると少し残念である。
7月、いつの間にか、同じ場所に巣をつくって卵を産んでいた。暑いせいで外の監視を怠り、まったく気づかなかった。鳩の執着心は、恐ろしいものがある。
8月、なにやら騒がしいので見てみたら、蛇が巣を襲っているのを発見。この蛇はどこからやってきたのか?どうやって巣を見つけたのか?わからないが、自然界の厳しさを見る出来事だった。
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