雑菌の温床!?~シューズボックス(下駄箱)、洗面化粧台の選び方

 靴や歯ブラシを扉付きの収納に入れてしまうと悲惨なことになる。開ければ臭いが「もわ~」入れたものが「カビだらけ」。今回は、このような問題が起こらない家具の選び方、収納の方法についてご紹介する。

 

     そもそも、濡れたものを入れて蓋をするのが間違い。これをやってしまう家具に次がある。
  1. シューズボックス
  2. 洗面台(歯ブラシの収納)
  3. キッチン収納庫(鍋などの収納)

 これらはいずれも、ぴっちりフタをして中身が見えないようにする構造。高額商品は立派な扉がついている。「抗菌処理」も気休めい過ぎない。中には傘まで入れてフタをしてしまうひどい商品もある。

 

臭いがこもらないシューズボックス

 ルーバーが付いていても風の流れが無ければ同じこと。ここは電動の換気ファンを設置するか、「オープン」にする必要がある。

 我が家では新築の際にこの問題を検討して結局、玄関の隣に納戸を作り、ルミナスのスチールラックを使ってオープン収納にした[1]

スチールシェルフで作ったオープン収納のシューズラック

 我が家のシューズラック。靴ホルダーを利用して効率的に収納できる。風通しに優れ臭いもない。

 

オゾン消臭器ピコレッツ

 オゾン消臭器ピコレッツ。シューズラックのエリアに設置。

 今まで靴箱に入れていたものを外に出すとしばらくの間、玄関に臭いがこもる。これで少し緩和される。

 

 

乾燥する洗面台

 歯ブラシや食器を入れた容器にフタをしてしまうと、雑菌だらになる。キッチン収納では水切りと乾燥が最も重要なのに、これにきちんと配慮した製品をみかけない。

ヤマハ洗面台 収納部の水切り棚 洗面台はヤマハ(現在トクラス)がこれに対応していた。収納部に水切りの付いた数少ない商品。歯ブラシなどを濡れたまま入れても問題ない。

 洗面台を選ぶときは、このような棚板の構造と、壁付けするプラスチック棚の「厚み」が十分あることをチェックしたい。

 

 

 

<参考購入先>
ルーバータイプのシューズボックス 扉がルーバーになっていてもダメです

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