靴を長持ちさせる~ソール材質の注意と補強方法

 久々に靴を履いたらソールがめくれてしまった・・靴の多くは数年で破棄される。その原因の一つに靴底(ソール)の磨耗や劣化がある。

 

数年でダメになるウレタンソール

 ソール材質を耐久性の順に並べると次のようになる。

ウレタン<<EVA<ゴム

 ラテックス≒ゴムと考えていい。スポンジのソールは、発泡ウレタンか発泡EVAのいずれかで出来ている。

 よく見るウレタンソールは履く履かないに関係なく劣化が進んでダメになる。だいたい3~4年でソールの一部がめくれる様に破断し、接着による補修もできない。これは加水分解によって材質自体がダメになったため。ウレタンソールの靴は完全な消耗品といえる。

 ゴム底の靴は磨耗に強いが、重い欠点がある。いずれにせよ、3年以上履く靴を買うときは材料を良く見て素材にウレタンが使われているものを避けることがポイントだ。

 

靴底の摩耗を減らす

 磨耗については靴底に金属板を付ける解決策がある。子供の頃はこれが付いた靴をよくみかけた。オヤジの靴にも付いていて、歩くとコツコツ、音がしたのを覚えている。最近見かけないが、金属板はアマゾンなどで入手できる。

かかとに付ける金具 シューズプロテクター

 写真は靴底用金属板(シューズプロテクター)の一つ。材料は鉄ではなく亜鉛合金のよう。革靴用に真鍮製が欲しいが、無い。

 釘が付属するが、柔らかく弾性のある靴底にクギ打ちするのは困難なのでネジ止めにする。2.7ミリの低頭ねじ(写真)がちょうどマッチする。

 

 

シューズプロテクターを取り付けた靴の例1 シューズプロテクターを取り付けた靴の例2

 摩耗する場所は大体決まっている。かかと外側と、つま先の2箇所。かかとの外側が最も減りやすい。ねじ止めなら右のようなスポンジソールの靴にも装着できる。これによって柔らかいソールの寿命を大幅に伸ばすことができる。

 つま先はあまり減らないので、頭の丸いねじをスパイク代わりに付けておくことで代替できる。靴底が写真のように平面でない(湾曲している)場合、つま先はほとんど減らないので「無し」でもよい。

 

 この金具を付けて歩くとコツコツ音が出る。以前はこの音が「目立つ」「やかましい」印象があったが、今は小気味よく響く、なんとも味のある音に聞こえる。

 

<参考購入先>
ゴムソールの靴 ちょっと重いですがゴムソールの靴がベスト。金具を付けるのも容易です
シューズプロテクター
低頭木ネジ 2.7×16 紹介した金具の穴にちょうど嵌る木ネジです

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