ふわとろオムライスの作り方

 卵料理独特の難しさがあるこのメニュー。子供に好まれるので是非モノにしておきたいレパートリーの一つではないだろうか。

 家庭で洋食店と同レベルのものができないか、様々な検討を重ねて完成したのでご紹介したい。

 

 

材料(3~4人分)

バター 10g+20g
お米(無洗米)2合
玉ねぎ 1/2
塩 3g程度
タマゴ Mサイズ6個
牛乳または生クリーム100cc

 

作り方

最初にバターライスを作る。

1.みじん切りにした玉ねぎにバター10gと塩3gを加えて混ぜる。時間をかけて炒める必要はない。

2.無洗米を入れて加熱しながら混ぜる。

3.水300ccを加えて、炊飯器で普通に炊く。

4.炊き上がったら黒コショウを少し振りかけて良く混ぜる。

5.ご飯を成形してお皿に盛りつける。成形はメロン型、なければお椀でもよい。

Option(ライスの拡張)

 とろけるチーズ(100g)をフライパンで溶かしたのち、炊きあがったご飯を入れて混ぜるとチーズバターライスになる。さらにケチャップと、細かく刻んであらかじめ湯がいた鶏肉(ささみ)を加えると、ケチャップチキンライスになる。

 

 次に上に乗せる卵を作る。この工程では大型のフライパンを使って、人数分を一度に作る。

1.とき卵を用意する。卵6個に牛乳または生クリーム100ccを加えて混ぜる。このとき、箸などの細いもので卵白を「切る」ように混ぜる。混ぜすぎないこと。

2.28cmのフライパンにバター20gを入れて溶かす。底に均一に広げたら、とき卵をいれて火力を中火より少し強いくらいにアップする。

3.底の方が固まってきたらヘラなどで剥がす。しっかりバターが回っていれば、振るだけで剥がれる。時々フライパンを傾けて卵を回し、加熱ムラができないよう注意する。

4.まだ少し固まっていない部分が表面に残るくらいで火を止め、蓋をして1~2分、余熱で火を通す。

5.1人前ずつ、ヘラですくってライスの上に乗せる。写真のヘラは100均の商品。両端の角を丸く切ってある。

6.ケチャップ、もしくは事前に温めたデミグラスソースをかけて完成。付けあわせは、野菜のコンソメスープ[1]か、レタスのサラダが合う。

 

Option(ケチャップソースの調整)

 オムライスは卵のほのかな甘みと香りが命だが、ケチャップの酸味に卵が負けてしまうことがある。そこで、ケチャップの味を調整する。これはケチャップの赤みを損なわないコンソメスープがベスト。

 付けあわせにコンソメスープを作り、これを2~3割加えるのがよい。

 

調理のコツ

 以下のことに注意すれば大きな失敗はしない。

・炊いたご飯にあとからバターを均一に混ぜるのは難しいので、お米に混ぜて一緒に炊く。

・バターライスに入れるバターは香りづけが目的なので入れすぎない。

・とき卵をつくるとき、卵白を切るイメージで混ぜる。

・卵を加熱するとき、たっぷりバターを使う。少ないとフライパンの底で固まった卵がはがれにくい。

・卵に塩を加えない(使うなら最後に少量振る)。

・卵を加熱するとき、強めの火を使う。

 

家族の反応

 オムライスにはいろんなバリエーションがある。これまでいろいろ作ってきて、我が家はごく普通のバターライス+ケチャップソースが最も好まれた。

 私個人はチーズライスが一番おいしく感じるが、子供の評判はいまひとつ。「ネチャネチャして気持ち悪い」だった。バターライスに玉ねぎを省略したら、子供からクレームが来た。

 チキンは省略できた。タンパク質は卵だけで十分なので、栄養的にもチキンを入れる必要はない。

 周囲の要望に応えるのは難しいが、どんな料理も食べてくれなければ意味がない。たとえ子供の意見でもフィードバックして改善に努めることが大切だ。

 

<参考購入先>
evercook α 卵料理に欠かせないフッ素コートのフライパン。私のお気に入りです
メロン型 食べやすい形に成型する道具。子供の食いが違います
ケチャップ 卵によく合うベーシックソース。こだわりたい部分です

<関連記事>
1.野菜のコンソメスープ