ロードスターを売るとき後付けオプションをお金に変えてトクした話

車を買うときオプションに結構なお金を払うことがある。ところが、そのクルマを下取りに出すときには１円の加点にもならない。ならば外して売却したほうがトクだ。何を外したらよいのか、いくらくらいになりそうか。ロードスターを下取りに出した時の実例をご紹介する。

　2000年、ロードスターを手放すときがきた。そこで査定をしてもらった人にこう言ったことがある。

「いろいろオプション付けてますけど、全部外して渡しますがいいですか？」
「え・・？」
「だって、それ１円の加点にもならないんでしょう？」
「そ、そうです。外して穴が開かなければいいです・・・」

　ちょっといやな顔をされたが、これは正当な要求。相手も文句は言えない。そんなわけで、次のものを外して個別に売却することにした。売却先はヤフオク。

アルミタワーバー
パーキングレバーブーツ
インダッシュＭＤチェンジャー(３ディスクチェンジ)
パーキングブレーキレバーブーツ
デルナビ用のアンテナ、自立航法ユニット、ケーブル類
RSワタナベ　マグネシウムホイール＋ASPECdBタイヤセット

その他、レザーワックスやレザーコンディショナーも対象にした。

　ヤフオクに出品すると瞬く間に売れた。売上総額１６万６千円。これはオプション購入額の約40%に相当する。ロードスターのようなマニアックなクルマは、本体もオプションも結構良い値段で売れる。

　外したとき穴が空くと減点になるので、購入時に外したメクラカバーや小物入れは大事に保管しておくことが大切だ。

　無い場合はジャンクでもいいから適当なものを付けて出せば問題ないという。故障したカーオーディオも捨てずに取っておくと、こういう時役に立つ。

車を買うときの注意！

　ディーラーオプションで何かつけると、元々付いていたパーツをお客様に渡さずに勝手に処分してしまう場合がある。外したパーツはネジ１本でもお客様の所有物。外したののは全部引き渡すよう、事前に念を押しておこう^[1]。