レタスのサラダと手作りドレッシング

 いろんな料理の副菜に便利なレタスサラダ。ちょっとした工夫で、子供にも大人気のメニューになる。今回はその作り方をご紹介する。

 

サラダの作り方

 レタスを切ってお皿に盛るだけではダメ。切ったら水に浸して青臭さを取る。時間は2~3分で十分。同時にシャッキリした歯ごたえも生まれる。この一手間で子供の食いが違う。

 レタスだけでもよいが、スライスしたキャベツやタマネギ、ニンジンの千切りなどを混ぜると食感が良くなり、かつ辛みの効いたおいしいサラダができる。

 

切ったレタスを水に浸している様子

 

 ドレッシングはピエトロの和風醤油がよく合うが、少し高い。ここは自作できる。

 

ドレッシングのレシピ(和風醤油味)

(2018/3/31改定)

材料(140cc分)

水 80g
砂糖 10g
しょうゆ 15g
コンソメまたはブイヨン 10g(キューブ2個)
酢 15g
オリーブオイルまたはサラダ油 30g
片栗粉 小さじ1/2 またはアルギン酸ナトリウム 1.0g
コショウ

 アルギン酸ナトリウムは増粘剤。増粘剤なしでドレッシングは成立しない。振りかけてもすぐ流れ落ちてしまい、葉の上にほとんど残らない。この課題が、自作ドレッシングが普及しない原因の一つに違いない。

 

作り方

1.アルギン酸ナトリウムを使う場合は、あらかじめ砂糖によく混ぜてから、水を少しずつ加えて溶かす。

2.水、砂糖(アルギン酸ナトリウム混合物)、コンソメ(ブイヨン)を入れてレンジなどで加熱し溶かす。
 アルギン酸ナトリウムの代わりに片栗粉を使う場合は、水の時に入れて攪拌しながら加熱すると綺麗に溶ける。

3.少し冷めてから、しょうゆ、酢、オリーブオイルを入れてよく混ぜる。

 

 

ドレッシング専用ビンに入れた手作りドレッシング

 完成。配合比はお好みで増減できる。2倍を超えなければ破綻しない。ブイヨンを使うとピエトロ和風醤油に近いものができる。

 オリーブオイルは、エクストラバージンとかではなく香りの少ない一般グレードが良い。

 オリーブオイルは冷えると固まってしまうので、沢山作って冷蔵庫で保存する場合はサラダ油を使う。こだわるなら油を入れない状態で保存し、毎回使う時に油を混ぜる。

 手作りドレッシングの保存容器はハリオがベスト。写真のビンは100ccで作るのにぴったり。

 

 

(参考)エクストラバージンゼリー

  ドレッシングを試作していて偶然できたものがある。エクストラバージンにアルギン酸ナトリウムを100:1の割合で混ぜて少しずつ水を足していくと、エクストラバージンのゼリーができる。食べてみるとこれが妙に旨い。油だけ舐めるのとは違って甘みと香りが段違い。未体験の味。

 

<参考購入先>
クッキング秤 0.1gスケールの秤はドレッシングやソース作りに欠かせません
セラミックミル

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