キッチン選びのポイント~水切り収納と静音性能

キッチン選びの際、最も重要なのは、人工大理石のテーブルトップではなく、ピカピカの鏡面パネルでもなく、水切りについて、どう考えているか、である。最近では対面キッチンが流行だが、この場合は、静音性がプラスされる。

キッチンの素材はステンレスが一番
 キッチンを痛めるのは結局水である。風通しが良く乾燥しやすいことは衛生や清潔さに直結する大切なファクターだ。総ステンレスのキッチンは基本的に痛まず半永久的といえるが、そうでなくても、水が触れる部分にステンレスが貼られていると安心だ。
 システムキッチンは表のパネルで差別化されているが、MDFのボロ板に見てくれだけ良い板を嵌めたところで何の価値も無い。収納の底板は完全に耐水仕様でなければならない。でないと醤油や油がこぼれたら一発でパーである。
 ステンレス貼りのキッチンは高額な物が多いが、ミドルクラスからステンレスを多用しているキッチンメーカにナスステンレスがあり、比較的安価だ。
 ビルトインの食洗器は是非付けたいアイテム。容量注目して必ず深型を選んで欲しい。
食器洗い乾燥機の乾燥は不要
 食器洗い機に乾燥機能は不要だ。洗った後扉をあけておけば、庫内の余熱で十分乾燥できるからである。ビルトインの場合は緩やかな送風だけで十分だ。食事の間隔は4時間以上離れているから、速く乾燥させる必用はどこにもない。
 食器洗い機は送風乾燥機能が付いているものを選びたい。でないと膨大な電気代が無駄になる。
レンジフードの静音化が遅れている
 対面キッチンでは静音化がなによりも重要だ。最近ではソフトクローサ、静音シンクが当たり前になってきたが、最も対策が遅れている部分にレンジフードがある。レンジフードをショールームで「強」運転すると、ほとんどのものが十分うるさい音を出す。
 静かなレンジフードといえば、サンウェーブがラインナップしているFVタイプがある。ヤマハのサイクロンを利用したフードも静かだ。良く出来たレンジフードは強運転にしても音が目立たず、中運転以下だとファンの音がほとんど聞こえない。
人工大理石のトップは音がうるさい
 最近は人工大理石のトップが流行している。「大理石」というと聞こえはいいが、その実態は「模様付きプラスチック」である。耐久性はステンレスの方がはるかによいし、エンボスを選べば傷が目立つ心配もない。
 トップの素材は静音に関係する。ステンレスが最も静かで、人工大理石はコップや食器が触れるとカン高い音を出す。最もうるさいのがデュポン・コーリアンで、これは素材の硬度が高すぎる為だ。

 

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