NHKはなぜ嫌われるのか

 PX-W3U3というチューナーがある。この試聴環境のソフトを作ろうと[1]BSアンテナを設置したら翌日NHKの集金人がやってきた。私は不在だったが家族に契約の代筆サインをもらって帰ってしまった。

 どうしてこんなに早くわかるのだろう。販売店から情報が流れているのだろうか。

 

 NHKの集金に関するトラブルは多いという。大抵の人は「どうして見ないものにお金を支払わなければならないのか」疑問に思うという。

 いまや衛星アンテナを建てるとNHKの他にもたくさんの番組を見ることができる。NHK-BSを目当てにアンテナを建てる人はどのくらいいるのだろう。

 我が家の場合は集金人が来た翌日にアンテナを撤去した。受信設備がなければ、お金を支払う義務はなくなる。それに、受信アンテナを撤去した理由はもう一つある。NHKに貢いでまで衛星放送を受信するメリットを感じなかったのである。

 

やりとりを通じて感じた不快感

 結局意図しないBS契約は地域の支局に連絡して取り消してもらったが、そのやりとりを通じて感じたのは「不快感」であり彼らが「顧客本位」の組織ではないことがよくわかった。

 私から見たNHKは次のような印象である。

・努力しなくても潰れることが無いため気が緩みがちである(不祥事の原因か)。
・全国から徴収した受信料を自分たちの給与に還元しすぎている(職員の平均年収は1000万円を超えるとか)。
・意図しない契約が発生した場合の連絡先が不明(諦めさせる意図か)。
・集金や契約の督促といった泥臭い仕事はすべて「地域スタッフ」に丸投げしている。
・地域スタッフは法律を盾に高圧的な態度を取ることがある。(これがNHKへの反感に繋がっているようだ)

 

解約させないための工夫と努力

 いったん契約サインを取った後の取消しや解約手続きをさせないために、いろんな工夫をしている。

・ネットに契約の取り消しや解約方法に関するわかりやすい案内がない。
・問い合わせ窓口を全国一本化して電話でしか受け付けない(電話が繋がりにくく受付を制限できる)。
・支局の連絡先を表に出さない(調べないと解らない形になっている)。
・地域スタッフは自らの連絡先を明らかにしない(契約時に何も残していかない)。

 

 結局NHKにとって重要なのは、

①自分たちの給与(既得権益)
②契約を増やす
③契約を解約させない

であり「あまねく放送を受信できるようにする」「サービスの向上」といったものはもっと後のオマケ的な項目のように感じられる。

 

放送法の問題

 どう考えても、納得いかないのが次の法律だ(少し文言を変えていますが意味は同じです)

 

「TVを持ってる人は、見る見ないに関係なく受信料を支払わなければならない」

なぜか。その根っこには、

 「公共放送のようなものは、TVを持っている人全体で支えなければならない」
「中立性のある公共放送は、日本に必要である」

といった考えがあるため。

 いまや衛星アンテナは5千円以下で買え、設置も自分できる。しかしアンテナを設置するとNHKの集金人がすっ飛んで来て契約を迫る。まるで罰金のように感じられる。月額千円は、他の有料放送を見たい人にとって大きな負担に違いない。

 

<参考購入先>
衛星アンテナ
 アンテナを設置するとすぐ地域スタッフが来るのはなぜか。アンテナを買うときは個人情報をNHKやその関係者に流さないよう、販売店に誓約させる必要がありそうだ。
 市販アンテナを使って屋内でコッソリ受信することは基本的にできない。屋内受信は大型アンテナを自作するしかなさそうだ。

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<参考文献>
NHK受信料-HACK ! ~賢い断り方と解約方法 教えます