インテリアとの調和を考えていない商品が多い。メタリックの紫や赤の掃除機など、いったいどこの室内においていいのかわからない。
色鮮やかな外装の殺虫剤や洗剤のたぐいはそれ1個で美観をすべて台無しにする破壊力を持っている。そのため、容器をわざわざ入れ替えたり、蓋のある扉の中に「隠す」ことになっている。
洗剤はしまえばよいかもしれないが、トイレの芳香剤はそうはいかない。芳香剤くらいは、シックで周囲に溶け込むようなパッケージにしろよ、と思う。
このような商品が多いのは、多くの人が「単品だけ」で商品を選らんでいて、室内の「調和」については、あまり考えないせいかもしれない。
トイレに設置した芳香剤。アロマオイルを染み込ませて使う。
周囲のものと色を合わせる、もしくは彩度の低い色を使うことが、インテリアデザインで重要なポイントだ。
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