コーヒーのドリップパックを最高の味で楽しむ～ドリッパースタンド

コーヒーにこだわるとキリない。少々味が良くなっても、面倒だと続かない。長年いろいろ試した結果、ドリップパックに行き着いた。ところが、これには欠点があった。

ドリップパックでコーヒーを淹れている様子

それは、ドリップパックがとっぷり、お湯に浸かってしまうこと。今回はこの問題を取り上げる。

コーヒーは粉をドリッパーに入れてお湯を注ぐもの。ドリップパックを使うと、それがお湯に浸かったままになる。すると、抽出がうまくいかなくなり、余計な雑味がお湯に出てしまうことがある。そこで見つけたのがこれ。

KOGUのドリップパックスタンド

珈琲考具ドリッパースタンド。単にステンレスの針金を曲げただけのもの。カップの上に乗せて、上にドリップパックをひっかける。カップの上に乗せた時、中心が安定するようV字になっている。一見簡単なものだが、よく考えて作られている。

KOGUのドリップパックスタンド取説

取り扱い説明書。難しいことは何もなく手入れも簡単。ステンレスには錆びるものがあるが、これは磁石に付かない18-8ステンレス(SUS304)なので問題ない。錆びるステンレスは磁石に付くものが多い。

使えるカップのサイズに上限があり、最大8.5ｃｍまで。実測あと数ミリいけるが、1ミリでもオーバーすると設置できない。

KOGUのドリップパックスタンドを使っている様子

実際に淹れている様子。最後まで水面に付かない。カップに直接だとドリップパックの耳が外れることがあるが、これはその心配がない。ごく安定。

問題の味は、雑味が減っておいしくなった印象。味が良くなっても面倒なのはイヤだが、これは手間がかからない。今後愛用していくつもり。