消化されにくいグルテンは体に蓄積して様々な病気の原因になる、という噂がある。我が家では娘の肌荒れが治らないので、小麦粉を使った食品を全面的に廃止することにした。
米粉
天ぷらにはこれ。
レシピは 水:米粉:小麦粉=3:1:1(重量比)
米粉100%だとカリカリの固い食感に仕上がるので、小麦粉を半分入れる。これは唐揚げにも、天ぷらにも使いやすいペーストができる。小麦粉の天ぷらは、水を冷やす、混ぜすぎない、などいろいろ気を使うが、これはそういう面倒な気づかいが一切不要。
量が少ないとバラバラになってしまう。米粉を結構沢山使うので、米粉の量を減らしたい場合はツナギとして小麦粉を10%混ぜるとよい。
出来上がった天ぷら。抜群の油切れ、というより米粉の衣は油を吸わないらしく、食材にほとんど残らない。どんなに混ぜても衣に粘り気が出ないため野菜のスキマに油がよく通り、カリカリサクサクに仕上がる。
見た感じ、食感は、片栗粉で揚げた天ぷらのよう。今までは、サクサク感を出すために小麦粉に重曹を混ぜていたが、その必要もない。小麦粉より使いやすく、失敗が少ない。これは全面的に代替できる。
米粉パスタ
袋には11分茹でろとあり時間厳守。11分でアルデンテのような食感、ゆで過ぎるとフニャフニャのソフト麺になる。
ゆでると麺が溶けてドロっとした感じになる。我が家ではパスタソースとの絡みを良くするため、わざわざ片栗粉を入れていたが、不要になった。
パスタの乾麺と違ってフニャフニャで、もっちり感がある。香りや味は、ほとんどない。パスタとは別物。トマトソースなら気にならないが、ペペロンチーノはNG。
米粉うどん
現時点では、高すぎて使えない食材。うどんは食べないことにして、十割そばにしたほうが良いだろう。
片栗粉の代替
片栗粉を料理に使う場合は、水に分散させてから投入し、しばらく混ぜないといけない面倒な性質があった。
米粉にはそういう問題がない。沸騰したお湯の中に直接放り込んで適当に混ぜるだけで、粘りを出すことが可能。しかも、余計な味が付かない。
米粉製品の欠点
コストが高いこと。普通の小麦粉製品と比べてはいけない。健康のためには多少のコストアップは止む得ない。とりあえず、米粉の代替を続けていこうと思う。
結論
①米粉は、天ぷら粉と、片栗粉の代替として有用。しかも、従来より便利で調理が簡単になる。
②パスタなどの麺類の代替は、コストや味・食感の問題から難しい。