ウイルス対策ソフトは必要か

 私がノートンやウイルスバスターを購入したのはWin98の時代に遡る。入れたきっかけは一度痛い目に遭ったからで、それはちょうど自動車のネズミ取りに引っかかってレーダ探知機を購入する動機に似ている。しかし導入後これらのソフトが役に立ったことは一度もなく、処理が重くなったり一部ソフトの動作に障害が出るなど日常の使い勝手が悪化する側面があった。そのため初回の有効期限が切れたらそれっきり、お金を払って更新したことは一度もない。

 

 そもそもセキュリティソフトはOSのセキュリティ対策の不足を補う目的で入れるもの。昔は必要だったかもしれないが、現代ではOSに標準でファイヤーウォールが付いているし、無料のMS Essentials を追加するだけで主要なセキュリティ機能が一通り備わる(Windows8には後者と同等のものが最初から装備されている)。
 そこへセキュリティソフトを追加すると標準のセキュリティ機能を殺して代替することになる。代替した結果、以前に対してどう良くなったのか(逆にどんな不便が生じるのか)ほとんどのエンドユーザにはわからない。ソフトのサイトをみても自分の能書きだけで、消費者にわかりやすい比較がない。

 

 MS Essentialsの検出精度はあまり高くないと噂されているが、セキュリティソフトとの差分がソフトの更新料金に見合うものか疑問だ。標準では対処できない機能のおかげで助かった、となるケースはほとんど無いのではないか。逆に意味のわからない脅威が検知される機会が増え、無用なブロック操作が原因でパソコンの調子が悪くなる、そんなトラブルが増えそうだ。

 Windows7を使っている人はとりあえずMS Essentialsを入れ、Win8の場合は何も入れなくてよい。感染のきっかけは大抵「いかがわしい」サイトにアクセスして「いかがわしい」ファイルにアクセスすることだから、そういうことをしなければ、後からセキュリティを追加する必要はないだろう。但し携帯向けのOSはセキュリティ面で立ち遅れており、こちらはまだ市販ソフトの存在意義があるようだ。

 

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