パナソニックのレンズは世界一?

 ネットで公開されているサンプルを参照してレンズ性能を一通りチェックした結果、パナソニックに優秀なものが多いことがわかった。非球面レンズを多用した光学系が特徴で、コンデジも手抜きせずきちんと設計されている。

 

 豊富な資金とマンパワーを背景に、レンズ設計から生産まで、相当力を入れていることが伺える。もしかしたら、カメラやレンズの専業メーカを超えてしまったかも知れない。非球面レンズを多用した設計構成からして、設計ツールに相当いいものを使っているようだ。

 カメラブランドの無い弱みが、マジメなものづくりを促し、結果的に良い製品を生み出しているようだ。

 世界に誇れる優秀なレンズを自分の力で作れるなら、ライカのフンドシを借りずパナソニックブランドで堂々と売ったらよいように思う。

 一方、カメラ本体の作りはダメ。沢山の先進機能をプラスチックやアルミのボディにコンパクトにまとめたそれは、カメラではなく「デジタル家電」。家電メーカに趣味性の高いカメラを作るのは無理なのかもしれない。

 

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