市販BTOはアップグレード不可!?~ドスパラprimeシリーズ

 リビングのPCにとドスパラ プライムシリーズからスリムタイプを選んで買ってみた。早速起動してみると、ファンの音がうるさくてテレビの視聴に問題がある。

 ファンを交換するため蓋をあけてみると中身は激安パーツで固められていた。CPUクーラはインテル純正ではなく汎用品、騒音の原因はCPUファンがケースのメッシュに近すぎることだった。

 またケースファンの回転数も高すぎこれも騒音源になっていた。とりあえず、CPUファンを薄型低回転に、ケースファンも低回転型に換装してこの場は収まった[1]

 

 それから1年後、CPUの能力に不満が出てアップグレードすることにした。マザーはFoxconn H61MX ソケットはいまでも現役のLGA1155である。

 最新のCPUを使うためBIOSをアップグレードしようと付属ツールを使ってオンラインアップデートを試みるが、BIOSは現状(’09年)が最新でアップグレードできないという。これでは最新のCPUが使えない。仕方なくFoxconnのHPから最新版を取ってきてアップデートしたらエラー終了。迂闊にも再起動して一巻の終わりとなった。

 不思議なことに、購入時に入っていたBIOSナンバーがFoxconnのHPで見つからない。ドスパラに供給されているマザーはコストを下げた特殊仕様で、一般に売られているものではないらしい。念のためドスパラのサポートに聞いてみると、BIOSアップデートはサポート対象外という。

 

 ドスパラのBTOは自作を代行しているだけでパーツは市販品と同じ、と思っていたが、実態は安くまとめ買いした独自パーツを寄せ集めたものでアップグレードは基本的にできない代物だった。

 ケースパネルのメクラ板などパーツをつけるとき取り外したものが付属していないのも気になる。ドスパラでは顧客の利便よりも、コスト(原価)を下げることが何より大切らしい。いずれにせよ、BTOはメーカー品と同じで、自作のようなCPU交換はできない場合があることを学んだ。

 

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