NHKを解約する場合、ふれあいセンターに電話をかけないといけない。そこで余計なことを言うと解約が通らなかったり、証明書類を求められて困ることがある。この記事は、これを一発で問題なく通す方法を解説する。
テレビが無くなった事情
テレビを見なくなってもう何年経つか。我が家のリビングには、42インチの液晶テレビがある。AVアンプとスピーカーを追加してホームシアターも楽しめるが、それで実際に映画をみたのは、数えるほどしかない。
Fire TV Stick を繋いでネットTVにしてみたが、あまり利用されなかった。家族はみな、自分のスマホで自分の見たい動画を見て楽しんでいる。みんなで1つの画面を共有すること自体、しなくなった。
そんな状況で気になっていたのが、NHKとの契約。テレビを持っているだけでお金を取られ、5年で新しいテレビが買える金額になる。
NHKの受信料は全く無駄な出費であり、常々なくしたいと思っていたが、そのネックになっていたのがカーナビに付いてきたテレビだった。大型テレビだけでも処分が大変、そのうえカーナビがあると面倒に思えてなかなか行動に移せない。ところがこのカーナビが、意外にもテレビの処分に役に立った(後述)。
ふれあいセンターに電話ををかける
受信機が無くなったので、早速NHKのふれあいセンターに電話をかける。待ち人数の案内が流れるので、スピーカーに切り替えて順番が来るまで放置。
オペレーターに繋がったら、解約の理由を要件をシンプルに伝える。
「受信機が無くなったので解約したい」
「契約者ご本人でしょうか?」
このとき、NHKのお客様番号があるとスムーズ。事前に調べておくとよい。
「本人確認とれました。内容を詳しく教えてください」
「ゴミの日にカーナビを捨てました」
「処分されたのはいつ?」「〇月〇日です」
「ほかに受信できる機器をお持ち?」「ありません」
「NHKプラスをご利用ですか?」「利用してません」
問答はこのくらい。聞かれたことだけシンプルに答える。聞かれてないことをしゃべらないこと。無事了承されると、約1週間後に解約書類が届く。
送られてきた解約書類がこれ。数か所チェックし、サインと捺印し、返送して完了。
撤去したら廃棄方法、故障では故障の状況、譲渡では譲渡先を書く必要がある点に注意。
この書類からすると、アンテナ撤去でも解約できるようだ。BS契約もアンテナがなければ契約の義務が生じない。カーナビの場合はフィルムアンテナを貼らなければ受信機と見なされないだろう。
ケース別の注意点
解約で問題となるのが、受信機が無くなったことの「証明」。いろんなケースをみていく。
テレビを撤去した△
撤去=破棄なので「捨てました」と言ってもテレビが家の中にあると解約できない。テレビを捨てる場合リサイクル券が要るからその控えが必要になるかも。自分で産廃場に持ち込んだ場合は写真が要るかもしれない。
テレビが故障した△
「チューナーが故障した」「画面が映らなくなった」などとし、「修理の予定なし」とする。「修理を検討中」はNGになる可能性が高い。修理できない証明(製造から7年過ぎている、メーカーから修理不能の回答をもらったなど)が必要になるかもしれない。
譲渡(知人にあげた ヤフオクなどで売った)△
譲渡したら相手の個人情報を、売ったらその証明(ヤフオク、メルカリなら画面のキャプチャー)を求められるかもしれない。
カーナビを撤去した○
カーナビの処分だけ伝え、ほかに受信機はありますかと聞かれたら「ありません」と答える。これでもしテレビがあっても証明不要で一緒に処分できる。テレビをお持ちですか?と聞かれたら「前に捨てました」と答えればよい。
受信機撤去の証明はフロントガラスにフィルムアンテナが無いことで可能。ナビは壊すごみの日に捨てられる。テレビはオクやメルカリで譲渡してもよい。
アンテナを撤去した◎
屋根に上ってアンテナを外す。ナビがある場合はクルマのフロントガラスからフィルムアンテナを剥がす。どちらも外から見えるから証明も容易。この方法のメリットはテレビやカーナビを捨てなくてよいこと。地上波をまったく見ないなら、これが一番手軽。
なぜ解約書類が1週間後なのか
書類が送られてくるまで1週間かかるのは、地域スタッフがチェックに来るためかもしれない。アンテナ撤去ならアンテナを見に来るだろうし、受信機撤去の場合は、クルマのフロントガラスに貼られたフィルムアンテナを見に来るかもしれない。
たとえテレビを無くしてもフィルムアンテナが貼ってあればアウト。虚偽の申告(受信機があるのに無いと言うこと)をすると解約が難しくなるかもしれない。ふれあいセンターに電話をかける前に、外からチェックされて問題ない形にしておく必要がある。
電話のやり取りは履歴が残るため、一度失敗すると挽回が難しいかもしれない。外からのチェックに耐える形にすることは、一発で確実に解約を通すために重要だ。
解約の確認
解約が完了しても通知は来ない。確認方法は、次の3つ。
1.ふれあいセンターに電話
2.返金の有無(前払いしている場合)
3.受信料アカウントを見る
解約処理は書類を送り返してから約2Week、返金はそれからさらに3Week後くらいになる。電話をかけると時間が無駄になるので、事前にNHKのサイトから受信料アカウントを登録して契約の確認ができる状態にしておくとよいだろう。
注:上記の方法はアイデアです。実際にうまくいかない場合があります。上記の方法を試すことや、試した結果はすべて自己責任となります。
NHKの今後
私のように見なくなった受信機を破棄して解約する人が増えるだろうし、ネットしか見ない人は、NHKの契約が必要なチューナー付きテレビは避けるだろう。カーナビはディスプレイオーディオ[1]に置き換わっていくだろう。NHKの受信料は、今後減ることはあっても増えることはなさそうだ。
NHKはスクランブル化はイヤだと言い続けているが、いつか、スクランブルにした方が利益が増える時が来るに違いない。
<参考購入先>
テレビを買ったら元箱を捨てないこと。大型テレビは捨てるにも輸送するにも苦労する。今回、こんな日に備えて元箱を保管しておいたのが役に立った。
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