受験勉強に役立つプリンターの選び方

 子供の受験勉強では、参考書や問題集をコピーしたくなることがある。ところが、インクジェットプリンターの原稿台ガラスに置いてコピーすると、おそろしく時間がかかる。これを何とかする方法をご紹介する。

 

コピーにかかる時間を測る

我が家には、インクジェットプリンターがある。ブラザーのMFC-J825N。10年以上前の製品だが、どこも壊れず、現役で使っている。このプリンターには原稿台ガラスがあり、これを使って参考書などをコピーできる。

ところが、原稿台ガラスでコピーを取ると、やたら時間がかかる。1枚コピーして次のコピーができるまでの時間をストップウオッチで測ると、なんと50秒!

コピーそのものは早く終わるが、1回コピーするたびにクリーニングをやっている。画面には「お待ちください」と出る。この機能のせいで非常に効率が悪い。10ページくらいコピーしようとすると、日が暮れると思えるくらいのストレスを感じる。

この余計なクリーニングを設定で無効にできないか、調べてみたが項目が無い。

 

レーザープリンターはどうか

インクジェットの遅さに嫌気がさして、レーザープリンターを買ってみた。ブラザーのMFC-L27500DW

ブラザーのレーザープリンター

1枚コピーして、次のコピーができるまでの時間は、わずか16秒。16秒ボケっと見ている必要はない。ヘッドが走ったら次の原稿をセットできるので、シームレスにコピー出来る。使い勝手は、企業にあるコピー機と全く同じ。

本機は両面コピーも一度に出来る。学校で配布される両面コピーの印刷物も一発でコピー可能。とても便利。

 

選び方の注意

レーザープリンターは、家庭で導入できる価格になってきた。しかし、カラーレーザーはまだ高い。安い商品もあるが、よく見ると原稿台ガラスが無かったり、コピー機能が付いていない場合がある。それに、カラーのトナーは大変高価である。

学習に使うコピー機は原稿台ガラスが付いたモノクロレーザーがベスト。トナーも安いので、消耗品の費用を気にせずガンガン使える。

 

<参考購入先>
ブラザーMFC-L27500DW
交換トナー TN-29J

カラーレーザーはヘッド目詰まりの心配がありません。交換トナーは互換品を使って、ガンガンコピーすればいいでしょう。