水道水には塩素が含まれている。中和にハイポがよく使われるが、十分無毒化できないようだ。この問題は水質に敏感なシュリンプ等の栽培で問題になる。今回はこれについて詳しく調べてみた。
「水槽・水質管理」カテゴリーアーカイブ
グリーンウォータを透明な水に変える方法
太陽光が当たる場所に水槽を設置すると、植物プランクトンが増えて青水になることが多い。魚にとって有益な面が多いが、鑑賞には邪魔なもの。これを簡単に透明な水にする方法が見つかったのでご紹介したい。
アクアリウム最高の砂【塩酸処理済み大磯砂】はこうして作られる
大磯砂を塩酸処理する工程をご紹介します。当館で販売しているST(スタンダード),HG(ハイグレード)も同じ工程で作られています。
お金をかけずに水草を育てる~発酵式CO2添加装置の作り方
イースト菌を発酵させてCO2を作る方法が知られている。ランニングコストが安いうえ発生するCO2ガスの純度が高い。また生成される副産物(アルコール)が脱窒菌を活性化させる効果もあるようだ。この発生装置のつくり方と、長時間安定発酵させる方法をご紹介する。
アクアリウムの失敗と対策
アクアリウムを始める人の多くは、水槽を買ってきて、水と魚を入れて、餌をやればよいだろう、考える。ところが、そう簡単にはいかない。水槽の中はコケだらけになり、魚は次々と死んでいく。今回は、そんなアクアリウムの失敗の事例と対策をご紹介する。
ハイポ中和は不完全だった!~自家製コントラコロラインの作り方
アクアリウムの照明をインバータ式に改造する
LEDでは水草がうまく育たない・・そんな事情からまだ蛍光灯が使われるケースが多いようだ。しかし消費電力が気になるところ。そこで、普通の蛍光灯照明をインバータに改造する方法をご紹介する。
水槽の水換え(換水)はいつやるのがベストか
通常、水槽の水換が必要になるのは、
(1)水が色付いてきて水草の育ちに影響が出た時
(2)硝酸塩濃度が高くなりすぎたとき
の2つだけ。水草水槽でなければ(1)は無視できる。定期的に換水を勧めるアドバイスは間違っている。
水槽の水はどのようにして作られるのか~バクテリアの働きを詳しく説明する
水槽を立ち上げが終わると魚に取って安全な水ができあがる。ところがこのプロセスに関する詳しい情報がない。そこで文献[1]を参考にまとめてみた。この結果から、今まで良く分かっていなかったCO2や砂糖の添加、脱窒について新しい知識を得た。
水槽の水面に漂う油膜の正体とその対策
アクアリウムの水槽を立ち上げると、水面に油膜のようなものや泡を見ることがある。油膜の正体は細胞内に気泡をもった微細な藍藻類、泡は細菌類であることが多い。それにしても、なぜこのようなものができるのか。