OAチェアの選び方1~激安通販の落とし穴

パソコン作業用のOAチェアの選択は難しいものがある。パソコンショップや家具店でよく見かける1万円前後の商品や、楽天やアマゾンで売られている激安商品は満足いく機能を提供しないばかりか1年くらいでクッションがヘタる粗悪品がほとんどのようだ。私は新品で1~3万円の商品を4脚買い継いだが満足いくものは無く、何も調整機構の付かないダイニングチェアの方がマシのように思えたこともあった。これまでに体験した主な問題点を次にあげる。

1.長時間座っていると尻が痛くなる。
2.腰が前にズレてしまう(猫背気味になり腰に負担がかかる)。
3.大腿部の裏がフレームに当たって痛い。半ズボンで座ると皮膚に跡がつく(メッシュチェアに多い)。
4.リクライニングするとキーキー音が出る。
5.高さ調整幅が不適当(最高まで上げても低すぎる、もしくはその逆になる)。

 

 私が購入したチェアで一番高額だったのはコイズミのJGシリーズだが、2の問題から座り心地が悪く完全な失敗だった。これも丹念に試座を繰り返して選んだものだったが、長時間座ってみないと解らないこともある。本当に使えるチェアは限られており、それを素人が短時間の試座で判断するのは難しく、値段が高いものほど良いとは限らないようだ。

 OAチェアの選定はまるでサイコロを振るようであり、運任せに近いものがある。ネットを探しても自分に確実に合うチェアの情報は得られないが、当選確率を高める情報ならある。JOIFA会員(オカムラ、コクヨ、イトーキ、ウチダなど)の商品から選ぶべしといわれるのがそうだ。これら事務用チェアは高額だが、中古なら視野に入る。ねらい目はオフィスや事務所で大量に使われる普及価格帯の商品で、概ね実売価格の1/3で入手できる。
中古の事務用チェアは豊富にあるが、一般家庭に持ち込める色とデザインで絞ると選択は限られてくる。

 

 1脚10万円を超えるカテゴリにはエグゼクティブ用と高級デザインチェアがある。前者は事務・作業用には向かないといわれる。後者はアーロン、リープ、コンテッサ、バロンなどが該当し、こだわる人に人気がある。
デザインチェアの座り心地は一般OAチェアに対して特別良いわけではなく、耐久性も一般OAチェアより劣る部分もあるため保障の付かない中古は後の出費が気がかりだ(パーツの一部が破損しやすかったり、メッキ剥がれやポリッシュ光沢面の曇り(錆び)など外観が損なわれやすいなど)。
これらのチェアは概して大きいことも欠点の一つだ。本体は小さくても脚部の径が非常に大きい(リープは770mmもある)場合もあるので注意が要る。

 

 今回は一般OAチェアの中で定評のあるイトーキのプラオとバーテブラの2機種を買ってみた。どちらも実売1万円前後と安く中古市場の数も多いので黒っぽい色を選ぶことが出来た。レビューは後述のリンクを参照されたい。

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クッションがへたった1万円チェアの座面をめくってみたところ。ペラペラのウレタンフォーム2枚重ね+チップウレタンの構成だった。

 
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こちらはコイズミ学習机(子供用 総額10万円クラス)についてきたチェアの座面をめくったところ。この椅子はリクライニング、座面前後、背もたれ前後と調整機構は豊富。クッションは一応モールド(端までめくって確認)で作られているが座面の下は普通のウレタンフォームと変わらない。へたってしまったので廃棄処分である。

 

<参考購入先>
OAチェア一覧 コンテッサ、バロンなど人気商品が豊富。このくらいの価格が最低ライン
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