スリッパ・ルームシューズの選び方

 みなさんは家にいるとき、足の小指を何かに引っ掛けて痛い思いをしたことはないだろうか。去年私はこれをやって、紫色に腫れ上った。病院でレントゲンを撮ってもらったところ骨は折れてなかった。医師から「家にいるときはスリッパを履いて、ちゃんと通路の真ん中を歩くように」と指導された。コーナーを最短距離で移動しようとすると指を引っ掛けやすい。せっかちな性格が災いしたようだ。

 

 スリッパはそんな事故を防ぐためにも役立つ身近に欠かせない日用品だ。ところで、皆はスリッパをどこで調達しているのだろう。

 写真は我が家のスリッパ。イオンか、近所のホームセンター、100均などで購入している。寿命はだいたい1年。イオンの商品(左)は履き心地がいいが、すぐにソールが破れるので半年もたない。

 多くの商品に耐久性の低い部分が見られる。特に問題なのがソールに布やビニールを被せた構造。このような作りのものは、そこが破れて買い換え需要が喚起される。
 ソールが右のように無垢一枚板のものは長持ちする。少なくとも1年で買い替えにはならない。

 

 家庭向けスリッパというとPansy(パンジー)に人気がある。一つ買ってみたことがあるが、私にはそんなにいいものに見えない。ソールに問題の被せ物がしてあるし、履き心地にも違和感がある。かかと部分のクッションが高くて硬い作りに問題があるようだ。

 病院に行くとスリッパが置いてある。これも消耗品に違いないが、作りは丈夫で簡単に擦れたり破れたりしない。靴や衣類などの消耗品を長持ちさせる方法に「同じものを沢山用意して1つあたりの利用頻度を減らす」ことがある。学校や病院ではこの作用も働き、ほとんど買い替えが発生していないと推察される。

 「業務用と同じ作りで家庭向けにデザインされたスリッパはないか・・」そう思ってアマゾンを探してみたが一つもない。「スリッパは消耗品」「1年で買い替えてもらう」この市場はそれが当たり前のこととして定着しているようだ。仕方ないので業務用商品を扱うショップから取り寄せてみた。

 

 業務用スリッパの例。左はSSK-3010 アニリン帯電防止スリッパ(共クルミ底)、右はSSK-2710業務用スリッパ(スポンジ底・ステッチ入)。
 「共クルミ底」というのは外装と同じ導電性樹脂で底をくるんだもの。右のスポンジ底は厚み8mmの硬い素材が使われている。
 どちらもLサイズだが、大きいものを選んでも全長が変わるだけで横幅はあまり変わらない。

 

 見た目はいかにも「スリッパ」だが業務用は家庭用と違った特性がある。左右の区別ない、シューズラックにたくさん並べられるよう横幅が狭い(小指がきつい)、つま先を差込んで1つにまとめられる、表面がツルツルで汗や水が染みこまない(汚れにくい)、耐久性が高い(スポンジ底)などだ。

 

 静電防止スリッパを履くと放電の痛みから開放される。この効果が気に入って普段履きに静電サンダルを買ってみた。左はTULTEXの静電サンダル
 ソールは硬質ウレタンで厚みがあるため結構重い。フローリングでは足音が響くがフェルト床や屋外なら問題ない。かかとの付いたシューズタイプもあるので追加購入を検討中だ。

 

 

 スリッパのような消耗品は、お父さん用、お母さん用、子供用、娘用、お客様用・・とか称して別々のものを用意せず、できるだけ同じもので統一することを勧めたい。上に書いたように「同じものを沢山用意して、利用頻度を減らす」これで消耗品の寿命を問題にならない形にできるだろう。

 

<参考購入先>
業務用スリッパ
静電対策スリッパ
導電性スリッパ

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