コンタクトレンズの洗浄液を作る

過去、洗剤の類は用途別にアレコレ買わず、1種類だけ買ってすべての用途に共用すればよいと書いた。しかし、コンタクトレンズの洗浄液は衛生面から代替が難しいという先入観があり、今まであまり考えてこなかった。この高価な洗浄液が別のもので代替できれば経済的メリットが大きい。そこで改めて検討してみた。

 コンタクト洗浄液の主成分は、界面活性剤とたんぱく質分解酵素だ。界面活性剤を他の洗剤に置き換えるためには、目に入ってよいものでなければならない。そうなるとボディソープやシャンプーが候補になるが、香料や保湿剤などの添加物が無いものが望ましい。私が注目したのは、ミヨシの液体無添加石鹸(ボディソープ用)である。

 たんぱく質分解酵素は、水酸化ナトリウムと次亜塩素酸ナトリウムの混合物、すなわち「ハイター」で代替できる。ハイターは「プロージェント」の主成分と同じだが、濃度が高いのでかなり希釈して使う必要がある。

 ハードコンタクトに使える洗浄液の具体的な混合比は

 水:液体石鹸:ハイター=1:1:0.01 (重量比)

 

である。作る際、最初にハイターを水で100倍に希釈して、あとから石鹸を加えると簡単だ。これで100cc作った場合の原価は約40円で済む。さらに、市販の洗浄液には無い殺菌効果がある。
 市販の洗浄液を使い続けると時々プロージェントの処理が必要になるが、この洗浄液には最初から殺菌&たんぱくしつ分解作用のあるハイターが含まれているのでプロージェントも省略できる。使用する水も精製水ではなく水道水でよいこともメリットだ。

 ハイターは有用な成分だが、濃度を間違うと失明の危険がある。上記レシピでも目に染みる感がする場合はハイターの入れすぎか、すすぎ洗いの不足だ。前者の場合は濃度を1/2ずつ減らしてテストするといい。

なお、この記事を参考にして生じた如何なる結果も、当方は一切の責任を負わない。自己責任でトライして欲しい。

2016/1/1 追記
 G-510+酸素系液体漂白剤で代替できることがわかっています。こちらの記事をご参照

 

<参考購入先>
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