普通車から軽やハイブリッドに乗り換えると維持費は安くなるが、クルマを買えばお金(イニシャルコスト)がかかる。問題は何年でこの出費をペイして経済効果が出てくるか。10年でトントンになったのでは乗り換えた意味がない。これを計算してみた。
「選び方」カテゴリーアーカイブ
フェアレディZはロードスターに比べてどのくらい重鈍なのか
新しいスポーツカーが発売されて「何キロ軽量化しました」「ホイールベースを何mm縮めました」という話を聞く。これらはスポーツカーに重要な「応答性」を良くするが、具体的にどのくらい良くなるのかイメージできない。そこで応答性を見える形にした。
R35 GT-R~恐竜スポーツの親玉が出現した
「デカい」「重い」「大パワー」の3拍子揃ったクルマのことを、とある評論家が「恐竜のような」と評していた。そしてついに、その親玉が登場した。動力性能、パフォーマンスはおそらく国産最強。しかしこの「重量」はいったい何なのか。
なぜインプレッサSTiは公道でWRXより遅いのか
インプレッサにはいくつかのグレードがあり、カタログ上のパワーや価格に大きな開きがある。そこで以前作った実際のパワーフィールを推定する計算式を使ってインプレッサのパワーフィールを分析してみた。
クルマの動力性能の実態を計算で比較する~重量級スポーツに加速感は望めない
大排気量、大パワーのクルマをフンパツして買った人が「コンパクトカーの方が加速が良かったのではないか?」と思うことがある。クルマの実際の加速感(パワーフィール)は、馬力やトルクのカタログの数字と必ずしも一致しない。しかし多くの人がこの数字に過剰な期待を抱いてしまう。
タイヤ空気圧のマジック~空気圧を変えると走りはこんなに変わる
タイヤの空気圧を変えると、同じタイヤとは思えないほど走りの感覚が変わる。これは空気圧によって「ばね」や「ころがり抵抗」が変わる為。そこで、ころがり抵抗が、走り(加速)にどの程度影響するのか、調べてみた。
R34スカイラインをインチダウンして乗り心地を良くする~キャリパ干渉との戦い
R34スカイラインのターボとGT-Vの標準タイヤは225/45R17。幅広のうえに扁平率が低いことから、路面の凹凸にハンドルがとられやすく、乗り心地も悪い。そこで、この問題の改善を検討した。
アルミホイールの真実~軽量ホイールは乗り心地を悪くする
ホイールを軽くすると、燃費が良くなる、加速が良くなる、ブレーキがよく効く、ハンドルの応答が良くなる、乗り心地が良くなる、などと言われている。しかしどれも定性的で、どの程度良くなるのか数字で示された資料が無い。そこで、これらの効果を計算してみた。 続きを読む
それってホントにいいものなの?~デメリットだらけのレガシィAWD
とある評論家が「水平対向+4WDは世界で唯一無二のレイアウト」などと評するものだから、それを単純に有り難がる人は未だ多い。「唯一無二」はその通りかもしれないが、それが合理的で優れているかといえば、疑問符が付く。
パワーが大きい車の出足が軽より遅いのはなぜ!?~大排気量 ハイパワーターボ車の意外な欠点
ハイパワーターボや大排気量車に乗ると「アレ?」と感じることがある。期待していた「トルク」「加速感」「走りの余裕」が感じられない。信号スタートではコンパクトカーはおろか軽にも遅れをとる。なぜこうなってしまうのか。今回はこれらにクルマに共通する欠点をご紹介したい。