サブウーファの音が遅れると言われるが、具体的に何秒遅れるのか、測定した事例が見あたらない。そこでトーンバーストを使って遅れを実際に測ってみた。
「測定・分析」カテゴリーアーカイブ
フルデジタルアンプの問題点と実力
入り口から出口まで一貫してデジタル処理する「フルデジタルアンプ」は、アナログでは望み得ない高精度のボリウムコントロールと忠実な信号伝送が期待できる。しかし、このタイプのアンプにはまだいくつかの問題があるようだ。 続きを読む
オーディオアンプのギャングエラーを調べる~海外製高級アンプはガラクタだった!
L,Rの音量差が3%あると、センターに定位するはずのボーカルがセンターから3%ズレる。5%も違っていると全体的に音場が偏って聞こえ、音量が低いチャンネルの音場が希薄になる。これは音像定位や解像度を論じる以前の問題だ。
オーディオアンプのダンピングファクターを実測比較する
アンプのスピーカー制動能力を表す指標にダンピングファクター(DF)がある。この影響は主に低音に表れる。DFが高いほど歯切れのよい低音が出やすい。いくつかのアンプについてこれを測定した結果をご紹介する。
新築リスニングルームの設計~たった30万円で夢の空間を実現する
新築を機にリスニングルーム(オーディオ&シアタールーム)を持ちたいと思っても、建設に伴う高額な出費と奥様の反対で実現しないことが多い。しかし諦めるのは早い。一つのことを妥協できれば、これらの問題を解消して夢の空間を実現できる。
スピーカの電流駆動は理想か
ネット上には簡単な改造でアンプに電流帰還を追加し、「こんなに音が良くなりましたよ」という実験記事をみかけることがある。これは本当に音が良くなったといえるのだろうか。
リスニングルームの改善~自動音場補正は役に立たない
DSPが安価になりAVアンプなどに自動音場補正機能が付くようになった。これは多数のスピーカーの時間差補正には有効だが、周波数特性の補正には役立たない。
ワイングラスを使ってインシュレータで音が変わる理屈を理解する
オーディオの世界では音のチューニングにインシュレータがよく用いらる。性質を知らないで使うと無駄なことをしてしまう。そこで減衰効果をわかりやすく知る方法をご紹介する。
オーディオ機器のクオリティを見抜く~出力インピーダンスを測定比較する
数百万円のアンプや数万円のケーブルが市販されている。これらに価格相応の価値があるのだろうか。これまでは、それを知る手段がなかった。簡単な測定でその価値を知る方法を考案したのでご紹介する。
なぜオーディオ機器は組合わせで音が変わるのか
オーディオ機器には組み合わせがあるという。これが試行錯誤と無駄な出費を重ねる原因の一つになっているようだ。組み合わせで音が変わることは理屈で説明できる。これをご紹介したい。