時計・カメラ」カテゴリーアーカイブ

テンプを自動制御する!~機械式+クオーツのハイブリッドで圧倒的な付加価値を得る

 セイコーにスプリングドライブという技術がある。ゼンマイの力で発電しつつ回転数を制御するその仕組みは素晴らしいが合理性が見えない。こんなややこしいことをやってるヒマがあったら、素直に電気でステッピングモータを駆動した方がよくないか。

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機械式時計を永久的にオーバーホール不要にする

 機械式時計は定期的にオーバーホール(OH)することで性能が維持される。OHが必要になる主因は潤滑油の劣化。それは仕方のない事と考えられてきた。現代は優れたオイルがある。OHの主因が油の劣化なら、そこを見直せば機械式時計を生涯メンテナンスフリーにできるかもしれない。

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ソニーDSC-TX30~防滴カメラの決定版はこれか

 SC-TX30は2013年発売。1cmまで寄れるマクロ(近接LED付)、60fpsHD動画ほか、防滴&タフネス性能も備える。水辺や雨天で使用でき、洗剤でジャブジャブ洗える。TG-3のように「地球上のどこにでも」とまではいかないが、ほぼすべての用途をカバーし、必要十分な画質で写真が撮れる。

DSC-TX30 の外観 

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トイレットペーパーの芯みたいなキットレンズ~デジカメ市場に活路はあるか

 昔のカメラはほとんどの部品が金属でできていたため重量があった。今時のカメラはプラスチックや軽合金を多用して軽く出来ている。そのため手に取ると、見た目より軽いと感じる。それがどんなに立派にに見えても「オモチャ」「中身スカスカ」の印象を与える。

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オリンパスのカメラ事業は復活するか~TG-3が本格顕微鏡機能でスマホと差別化

 コンデジの市場は縮小の一途。スマホでもそこそこの写真が撮れる現在、「ちょっと画質が良い」だけではコンデジの需要は喚起できない。2014年6月に発売されたオリンパス TG-3は、そんなコンデジ市場において明確な差別化に成功した商品だ。

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2013年のデジタルカメラ~進化したフォーサーズの画質

ニコンFE-2の元箱とパッケージの中身 銀塩時代のカメラは、ほとんどのパーツが金属の削り出し。触るとひんやりした質感と重みが伝わる。ファインダーを覗くと特有の匂いが鼻から入り、シャッターを切れば心地よい音と振動がある。触ってるだけで楽しい。一台買えば一生もの。財産として親から子へ受け継いで使えるものだった

 

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モデル末期に値引の大きい製品・カメラを買うデメリット~不良再生品の行方

 精密デジタル家電は、何らかの理由によって返品されることがある。細かいユーザが多いカメラなどの商品で返品が多いようだ。返品の理由は極些細なキズであったり、ドット抜けであったり、レンズのコーティングムラだったり、様々だ。 続きを読む