セイコーにスプリングドライブという技術がある。ゼンマイの力で発電しつつ回転数を制御するその仕組みは素晴らしいが合理性が見えない。こんなややこしいことをやってるヒマがあったら、素直に電気でステッピングモータを駆動した方がよくないか。
「時計・カメラ」カテゴリーアーカイブ
機械式時計を永久的にオーバーホール不要にする
機械式時計は定期的にオーバーホール(OH)することで性能が維持される。OHが必要になる主因は潤滑油の劣化。それは仕方のない事と考えられてきた。現代は優れたオイルがある。OHの主因が油の劣化なら、そこを見直せば機械式時計を生涯メンテナンスフリーにできるかもしれない。
隠れた名品~シュタインハイルのPeakルーペ
ルーペはいろいろあるが、とりわけ評判の高いルーペにIGSルーペ(17.5倍)がある。レンズ構成がシュタインハイル・トリプレットレンズで諸収差を完全に補正しているという。印刷学会出版部が販売していたが、現在は入手できない。 続きを読む
ソニーDSC-TX30~防滴カメラの決定版はこれか
SC-TX30は2013年発売。1cmまで寄れるマクロ(近接LED付)、60fpsHD動画ほか、防滴&タフネス性能も備える。水辺や雨天で使用でき、洗剤でジャブジャブ洗える。TG-3のように「地球上のどこにでも」とまではいかないが、ほぼすべての用途をカバーし、必要十分な画質で写真が撮れる。
トイレットペーパーの芯みたいなキットレンズ~デジカメ市場に活路はあるか
昔のカメラはほとんどの部品が金属でできていたため重量があった。今時のカメラはプラスチックや軽合金を多用して軽く出来ている。そのため手に取ると、見た目より軽いと感じる。それがどんなに立派にに見えても「オモチャ」「中身スカスカ」の印象を与える。
オリンパスのカメラ事業は復活するか~TG-3が本格顕微鏡機能でスマホと差別化
2013年のデジタルカメラ~進化したフォーサーズの画質
モデル末期に値引の大きい製品・カメラを買うデメリット~不良再生品の行方
精密デジタル家電は、何らかの理由によって返品されることがある。細かいユーザが多いカメラなどの商品で返品が多いようだ。返品の理由は極些細なキズであったり、ドット抜けであったり、レンズのコーティングムラだったり、様々だ。 続きを読む
パナソニックDMC-LX3~一眼はもう不要か
パナソニックのレンズは世界一?
ネットで公開されているサンプルを参照してレンズ性能を一通りチェックした結果、パナソニックに優秀なものが多いことがわかった。非球面レンズを多用した光学系が特徴で、コンデジも手抜きせずきちんと設計されている。